インターホン交換DIYは違法?費用を1/3に抑える合法的・安全な方法【元・電気工事士が解説】

インターホンの交換、自分でやれば安く済みそうだけど、配線をいじるのは少し怖いし、そもそも資格なしでやってもいいのか不安ですよね。元・電気工事士として断言しますが、その不安は正しいです。電源タイプの見分け方を知らないと、法律違反や感電のリスクが伴います。しかし、ご安心ください。この記事では、ご自宅がDIY可能か2分でわかる判断チャートを提示し、もし可能なら、安全な交換手順を写真付きで具体的に解説します。

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Life+編集長 / カノン

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結論:インターホン交換、DIYできるかは『電源タイプ』だけで決まる

ご自宅のインターホンは、電源コード式ですか?それとも電源直結式ですか?この違いが、あなたがDIYできるかどうかの全てを決定します。

  • 電源コード式: 室内親機から電源コードが伸びており、家庭用のコンセントにプラグが差し込まれているタイプです。このタイプなら、資格は不要で、あなた自身で交換できます。
  • 電源直結式: 室内親機に電源コードが見当たらず、壁の中の電線に直接接続されているタイプです。この配線を触る作業は法律で定められた「電気工事」にあたるため、専門の資格が必須です。

どちらのタイプか分からない、という方のために、判断チャートを用意しました。

graph TD
    A{自宅の室内親機を見る} --> B{コンセントに繋がる<br>電源コードが見えるか?};
    B -- YES --> C[DIY可能<br><b>【電源コード式】</b>です];
    B -- NO --> D[資格が必要<br><b>【電源直結式】</b>です<br>専門業者に依頼しましょう];

なぜ『電源直結式』は資格がないと違法なのか?【電気工事士法と安全の話】

「簡単そうに見えるのに、なぜ資格が必要なの?」と疑問に思うかもしれません。その理由は、電気工事士法という法律で、私たちの安全を守るために明確に定められているからです。

この法律では、壁の中の電線を直接触るような作業は「電気工事」と定義されており、感電や火災といった重大な事故を防ぐため、第二種電気工事士以上の資格を持つ人でなければ行ってはならないと決められています。

私の経験から言わせていただくと、最も危険なのは「見た目が簡単そうだから」と自己判断で電源直結式の配線を触ってしまうことです。配線を間違えればショートして火花が散ることもありますし、最悪の場合、火災や感電事故につながります。法律で資格が定められているのは、業者を儲けさせるためではなく、あなた自身とご家族の安全を守るためなのです。

【実践編】DIY可能な『電源コード式』インターホンの交換手順とおすすめ機種

ご自宅がDIY可能な「電源コード式」だと判断できたなら、いよいよ実践です。ここでは、必要な工具の準備から、具体的な交換手順、そしておすすめの製品までを詳しく解説します。

まず、DIYで交換する場合と業者に依頼した場合の費用と時間を比較してみましょう。

比較項目DIYで交換する場合業者に依頼する場合
製品代約10,000円~20,000円約10,000円~20,000円
工事費0円約8,000円~15,000円
合計費用約10,000円~20,000円約18,000円~35,000円
所要時間約1~2時間約1時間+業者手配の時間

このように、DIYなら工事費がかからない分、費用を大幅に抑えることが可能です。

交換作業のステップ

  1. 【最重要】安全のため、ブレーカーを落とす
    たとえ電源コード式であっても、作業中の万一の事故を防ぐため、必ずインターホンに繋がっている回路のブレーカーを落としてください。
  2. 古い親機と玄関子機を取り外す
    ドライバーを使って、壁に取り付けられている親機と玄関子機を固定しているネジを緩め、取り外します。配線が繋がっているので、ゆっくりと手前に引き出してください。
  3. 配線を外す
    親機と子機に繋がっている配線を外します。通常はネジで固定されているので、ドライバーで緩めれば簡単に外れます。どの色の線がどの端子に繋がっていたか、スマートフォンで写真を撮っておくと、後で迷うことがありません。
  4. 新しい親機と玄関子機を取り付ける
    撮影した写真を見ながら、新しい機器に配線を接続します。その後、壁にネジで固定します。
  5. ブレーカーを戻し、動作確認
    全ての取り付けが終わったら、ブレーカーを元に戻します。親機の電源を入れ、玄関子機の呼び出しボタンを押して、正常に映像が映り、音声が聞こえるかを確認してください。

おすすめのテレビドアホン

DIYで交換するなら、パナソニック製のテレビドアホンがおすすめです。説明書が丁寧で、初心者でも分かりやすいと定評があります。特に「VL-SZ35KF」などのモデルは、必要な機能が揃っており、コストパフォーマンスにも優れています。

インターホン交換のDIYでよくある質問(FAQ)

Q1. 古いインターホンの処分方法は?

A1. 自治体のルールに従い、不燃ごみや小型家電リサイクルとして処分してください。

Q2. 壁の取り付け穴のサイズが合わない場合はどうすればいい?

A2. 新しいインターホンに付属している取り付けプレート(化粧カバー)を使えば、古い穴を隠してきれいに設置できる場合が多いです。

Q3. 賃貸住宅でも交換していい?

A3. 必ず事前に大家さんや管理会社に許可を取ってください。無断で交換するとトラブルの原因になります。

Q4. チャイムからインターホンへの交換もDIYできる?

A4. 電源の配線工事が必要になるため、電気工事士の資格が必須です。これはDIYの範囲を超えるので、専門業者に依頼してください。

まとめ

インターホン交換で最も重要なのは、作業前の「電源タイプの確認」です。

ご自宅の親機にコンセントへ繋がる電源コードがあれば、それはDIY可能な「電源コード式」です。正しい知識と手順で、安全に、そして費用を抑えて交換作業を行うことができます。

一方で、壁から直接電線が出ている「電源直結式」の場合は、法律で定められた資格が必要です。この場合は、迷わず専門の業者に依頼してください。

正しい知識があれば、DIYはコストを抑え、暮らしを豊かにする素晴らしい手段です。さあ、まずはご自宅の親機をチェックして、安全な交換計画を立てましょう!

参考文献リスト

  • 電気工事士法 | e-Gov法令検索
  • 【インターホン・ドアホン】自分で交換できますか? – Panasonic

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